
循環器内科
循環器内科
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
心筋梗塞等の循環器病の予防には生活習慣病の管理が欠かせません。そのため、循環器内科医は心筋梗塞の治療のみでなく、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の管理に精通しています。将来の病気を未然に防ぐという視点に立った、専門医による丁寧な生活習慣病診療を行います。
血圧とは血管の壁にかかる圧力を指します。高血圧とは身体的・環境的要因がなくリラックスしている状態においても血圧が常に高い状態のことを言います。
高血圧症は初期症状がほとんどありませんが、頭痛などが高血圧の人に出やすい症状だと知られています。
健康診断や他の病気で受診する時、血圧を測定して判明することが多いですが、放置すると動脈硬化をきたしたり、脳出血などの重篤な病気につながりますので、一度ご相談ください。
なお何らかの症状がある人はもちろん、180mmHgを超える異常高値である場合や、尿たんぱくが陽性であったり、心肥大を生じている場合には早期に治療開始をお勧めしますので、お早めにご相談ください。
血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症といいます。具体的には、「悪玉」のLDLコレステロールや血液中の中性脂肪(トリグリセライド)が必要以上に増えるか、または「善玉」のHDLコレステロールが減った状態を指します。
脂質異常症は、自覚症状がないため自分で気づくことがほとんどない疾患です。多くの場合、健康診断などで異常な数値が見つかり、初めて気づきますが、そのまま放っておいてしまう方が多いのが現状です。
しかし、早期に脂質異常症の治療を始めることで、危険な病気になるリスクを減らすことができます。健康診断でコレステロール値を指摘された方、心当たりが少しでもある方はお気軽に当院へお越しください。
糖尿病は早期から適切な治療を行うことにより、合併症の発症リスクを抑え、健康寿命(自立して活動し、健康に過ごせる期間)を延ばすことができます。インスリン治療も行っております。少しでも不安のある方は、当院へお気軽にお越しください。
動脈硬化のイメージ
正常な血管→徐々にプラーク(黄色)が付着→最後は血管が閉塞
➡︎最後は心筋梗塞・脳梗塞につながります。
生活習慣が乱れていると徐々に全身の血管が動脈硬化を起こしてきます。動脈硬化が進行すると体中の様々な血管が狭窄をきたし、放っておくと閉塞し、心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気につながります。よって動脈硬化がひどくなる前に事前に診断し、早期治療介入をすることが重要です。
これらはいわゆる生活習慣病とよばれるものです。当院では専門医による丁寧な診療を行います。
頚動脈エコーは超音波が反射した波から動脈硬化の程度を調べる検査です。超音波を首にあてるだけなので被ばくもなく、非常に簡便な検査です。これにより動脈硬化の早期発見や進行具合がわかります。
血圧脈波検査では、まず足首と上腕の血圧を測定して分析します。動脈の狭窄度『ABI』や、血管年齢『CAVI』の測定を行います。動脈閉塞を早期発見することが可能です。
詳細はブログを参照してください。
循環器分野はどんどん新しい治療が出てきています。当院は循環器専門クリニックとして皆様お一人お一人にあった治療をご案内いたします。より高度な検査や医療の適応と考えられる場合、適切な高次医療施設へご紹介し、連携して治療にあたります。
他院で治療を受けられている方で、当院に通院するわけではないけど、一度自分の病気について話を聞いてみたいというだけでも構いません。お気軽にご相談ください。