
循環器内科・生活習慣病
循環器内科・生活習慣病
日常的に起こりやすい症状でも、詳細な検査を行うことで重大な病気の早期発見につながることもよくあります。気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。
➡︎参考ブログ:胸のドキドキ(動悸)
心筋梗塞等の循環器病の予防には生活習慣病の管理が欠かせません。そのため、循環器内科医は心筋梗塞の治療のみでなく、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の管理に精通しています。将来の病気を未然に防ぐという視点に立った、専門医による丁寧な生活習慣病診療を行います。
健康診断は生活習慣病や様々な病気を早期に発見・治療を始めることのできる絶好の機会です。健康診断で異常があっても特に症状がなく放置されている方は多くいらっしゃると思います。特に多いのが、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、高尿酸血症などの生活習慣病です。健康診断で指摘された異常に対応せずにいると、ある日急に「心筋梗塞」や「脳梗塞」といった病気を引き起こすリスクが高まります。症状が無かったとしても、これらを早期から対処することは、将来的に負担が大きい治療を受けたり、深刻な合併症が突然起こって生活に支障が出るというようなリスクを減らすことができます。
当院では、健康診断で異常や要精密検査を指摘された場合の再検査はもちろん、結果に不安がある方、結果を詳しく知りたい方のご相談も受けておりますので、お気軽にご相談ください。
高血圧とは身体的・環境的要因がなくリラックスしている状態においても血圧が常に高い状態のことを言います。
高血圧症は初期症状がほとんどありませんが、頭痛などが高血圧の人に出やすい症状だと知られています。
健康診断や他の病気で受診する時、血圧を測定して判明することが多いですが、放置すると動脈硬化をきたしたり、脳出血などの重篤な病気につながりますので、一度ご相談ください。
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➡︎高血圧症の診断・治療
➡︎冬場の高血圧
血液中の脂質の値が基準値から外れた状態を、脂質異常症といいます。具体的には、「悪玉」のLDLコレステロールや血液中の中性脂肪(トリグリセライド)が必要以上に増えるか、または「善玉」のHDLコレステロールが減った状態を指します。
脂質異常症は、自覚症状がないため自分で気づくことがほとんどない疾患です。多くの場合、健康診断などで異常な数値が見つかり、初めて気づきますが、そのまま放っておいてしまう方が多いのが現状です。
しかし、早期に脂質異常症の治療を始めることで、危険な病気になるリスクを減らすことができます。健康診断でコレステロール値を指摘された方、心当たりが少しでもある方はお気軽に当院へお越しください。
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➡︎脂質異常症の診断・治療
糖尿病は早期から適切な治療を行うことにより、合併症の発症リスクを抑え、健康寿命(自立して活動し、健康に過ごせる期間)を延ばすことができます。当院ではインスリン治療・管理も可能です。少しでも不安のある方は、当院へお気軽にお越しください。
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➡︎糖尿病の診断・治療
生活習慣が乱れていると徐々に全身の血管が動脈硬化を起こしてきます。動脈硬化が進行すると体中の様々な血管が狭窄をきたし、放っておくと閉塞し、心筋梗塞や脳梗塞といった重篤な病気につながります。よって動脈硬化がひどくなる前に事前に診断し、早期治療介入をすることが重要です。
これらはいわゆる生活習慣病とよばれるものです。当院では専門医による丁寧な診療を行います。
頚動脈エコーは超音波が反射した波から動脈硬化の程度を調べる検査です。超音波を首にあてるだけなので被ばくもなく、非常に簡便な検査です。これにより動脈硬化の早期発見や進行具合がわかります。
血圧脈波検査では、まず足首と上腕の血圧を測定して分析します。動脈の狭窄度『ABI』や、血管年齢『CAVI』の測定を行います。動脈閉塞を早期発見することが可能です。
詳細はブログ(動脈硬化検査)を参照してください。
循環器分野はどんどん新しい治療が出てきています。当院は循環器専門クリニックとして皆様お一人お一人にあった治療をご案内いたします。より高度な検査や医療の適応と考えられる場合、適切な高次医療施設へご紹介し、連携して治療にあたります。
他院で治療を受けられている方で、当院に通院するわけではないけど、一度自分の病気について話を聞いてみたいというだけでも構いません。お気軽にご相談ください。