プラセンタ療法を始めました
医療や美容でよく耳にする「プラセンタ」、興味のある方も多いかと思います。当院でもプラセンタ療法を始めました。
プラセンタとは?
プラセンタとは「胎盤(たいばん)」のことです。プラセンタは人の胎盤から抽出され、アミノ酸、ビタミン、ミネラル、核酸など多くの身体の生成に必要な成分を含んでいます。体内に取り入れることで新陳代謝が活性化され、更年期障害の改善、美容作用、アンチエイジングなどの様々な効果が期待できます。
プラセンタの種類
当院で使用しているプラセンタ注射薬は「ラエンネック」です。厚生労働省により医薬品として認可されています。ラエンネックは慢性肝疾患における肝機能の改善の目的で実際の治療に使われています。
プラセンタ療法の効果
<プラセンタの効果>
・更年期障害の改善(ほてり、のぼせ、発汗、イライラ、不眠、頭痛など)
・免疫を強化し、病気への抵抗力を高める
・アンチエイジング効果
・肝機能の改善
・抗アレルギー作用
・疲労回復効果
・美肌(シミ・シワ・ニキビの改善)、美白効果
・肩こり、膝痛の改善
プラセンタは人の自然治癒力を高めるため、上記のような様々な効果があることが確認されています。
プラセンタ療法の費用
自費診療
1アンプルあたり、1,000円(税抜)となります。
通常、1回1~2アンプルを使用します。
プラセンタ療法の副作用はありますか?
プラセンタ注射薬は、ヒトの胎盤を原料にして作られています。ウイルスや細菌が混入しないよう、胎盤提供者の健康状態は入念にチェックされています。肝炎やHIVのないことが証明されている健康な女性からの提供のみとなっています。また、製造工程においてもウイルスや細菌の不活化処理を行い、危険性を徹底的に排除しています。よって感染症のリスクは極めて低いと考えられます。副作用としては、注射部位の痛みや発赤、悪寒、発熱、発疹などが報告されています。
プラセンタ療法の注意事項は?
・プラセンタ療法を受けた後は、厚生労働省の指針により、献血ができなくなります。(変異型クロイツフェルトヤコブ病の感染防止対策として献血制限を受けることとなっていますが、プラセンタでの感染例は過去に1度もありません。)
・プラセンタ投与後の臓器提供は、移植される人が主治医からリスクなどの適切な説明を受けた上で、提供に同意した場合のみ可能となります。
・日本プラセンタ医学会の指針に従い、当院では静脈注射・点滴注射は行っておりません。
まずは気軽に相談を
プラセンタって何か聞いてみたい、プラセンタ療法を受けてみたい、そんな時はお気軽にご相談ください。